ジミー大西の規格外すぎる芸能界登場伝説|山崎邦正との泥沼犬猿バトルまで!

お笑い界の歴史が生んだ奇跡の天然にして、現在は世界的な画家としてもその才能を爆発させているジミー大西。

テレビで見せる愛されキャラの裏には、常識を遥かに超越した「吉本入り」の経緯と、実は非常に血気盛んでプライドが高く、数々の芸人たちとガキの使いなどで繰り広げてきた「ガチ喧嘩」の歴史があります。

今回は、彼が芸能界に放り込まれた爆笑の瞬間から、宿敵・山崎邦正(現・月亭方正)との爆笑必至の泥沼抗争まで、大ボリュームでその伝説を紐解きます。

目次

1. 始まりは「球場からの逃亡」だった:前代未聞の吉本入り

すべての運命が狂い、そして奇跡の扉が開いたのは、ジミーさんが大商学園高等学校の野球部に所属していた時代です。

恐怖の「3打席連続サイン無視」

当時、野球推薦で大学進学を狙っていたジミーさんですが、ある重要な公式戦で大事件を起こします。

キャッチャーとして打席に立った際、ベンチの監督から出されたスクイズやバントのサインが、彼の頭脳ではどうしても理解できませんでした。

「なんか監督がゴニョゴニョ動いてるな……」

そう思っているうちに、なんと3回連続でサインを無視して独断でスイング。チャンスを潰された監督は激怒し、ベンチから見たこともない形相でブチギレました。

その恐ろしさに脳がパニックを起こしたジミーさんは、あろうことか試合中にもかかわらず、金属バットを握りしめたまま球場から脱走

そのまま電車に乗って家に帰ってしまったのです。

この「敵前逃亡事件」により、当然ながら野球推薦は一瞬で白紙に。進路は完全に閉ざされました。

担任教師、吉本興業へ「アホの押し売り」

途方に暮れるジミーさんを救ったのは、当時の担任教師でした。

進路相談の末、この破天荒な教師が思いついた就職先が「吉本興業」だったのです。

先生は直々に大阪・難波の吉本興業本社に乗り込み、受付でこう叫びました。

「うちのクラスに、学力も素行も救いようのない、ものすごいアホがおるんです!吉本さん、引き取ってくれませんか!」

履歴書不要!“アホ面”一発採用

吉本の社員は最初、当然「学校の先生が何を言っているんだ」と追い返そうとしました。

しかし、先生があまりにも熱心に「とにかく顔だけでも見てくれ」と懇願するため、後日、面接が行われることに。

スーツを着たジミーさんが面接室のドアを開け、その「奇跡的なアホの造形美」とも言える独特の表情でピョコッとお辞儀をした瞬間、吉本の重役たちの目が輝きました。

「……こいつは本物(のアホ)や。絶対に売れる」 こうしてジミーさんは、芸やトークを一切披露することなく、その「顔の説得力」だけで一発合格を果たしたのです。

2. 師匠・明石家さんまに救われた「どん底の裏方時代」

合格したものの、当初のジミーさんは演者ではなく「劇場進行の見習い(裏方)」として採用されました。しかし、ADや進行の仕事が壊滅的に覚えられません。

  • 番組のキュー(合図)を出すタイミングがわからない
  • 道具を運ばせれば壊す、迷子になる
  • 劇場の楽屋に泥棒が入った際、なぜか「僕が犯人を捕まえます!」と怪しい占い師に大金を払い、自分が泥棒と間違われて警察に補導される

あまりの仕事の出来なさから、周囲の社員たちは「もうクビにするしかない」とサジを投げていました。 そんなジミーさんを拾い上げたのが、当時すでに絶大な人気を誇っていた明石家さんまさんでした。

さんまさんはジミーさんの壊滅的な要領の悪さを「お笑いにおける最大の武器」と見抜き、自身の付き人に指名。 「お前は賢く喋ろうとするな。

リアクションだけで絶対に笑いが取れるから、俺の横におれ」 さんまさんのこの徹底したプロデュースと愛情により、ジミーさんは一躍「国宝級のリアクション芸人」としてお茶の間のスターへとのし上がることになったのです。

3. 宿敵・山崎邦正(月亭方正)との「泥沼の犬猿バトル」

スターとなったジミー大西ですが、彼の芸人人生において最も狂気的で、最もお腹がよじれるほど面白いと語り継がれるのが、山崎邦正(現・月亭方正)さんとの「どっちがアホか抗争」です。

「6年先輩」なのにバカにされる屈辱

お笑い界において、先輩後輩の上下関係は絶対です。 実は、ジミーさんは山崎邦正さんよりも「年齢が4歳上で、芸歴は6年も先輩」。

つまり、ジミーさんの方が圧倒的に偉い立場にあります。

しかし、山崎さんはジミーさんを完全に「重度のアホ」として扱い、ことあるごとに小馬鹿にした態度でいじり倒しました。

普段は温厚でニコニコしているジミーさんですが、実はめちゃくちゃ自尊心が高く、血気盛んな性格。

この「年下の生意気な後輩(山崎)」の舐めきった態度に、ジミーさんの野生の怒りが毎度ピークに達するのです。

ガキ使伝説の「英語・勉強対決」での怒声

日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で何度も組まれたこの対決は、お互いが「相手の方がアホだ」と主張し、小学生レベルのテストや英語の音読で決着をつけるという地獄の企画でした。

インテリぶってジミーさんをバカにする山崎さんに対し、ジミーさんは顔を真っ赤にして青筋を立てながら、ガチ喧嘩を仕掛けます。

ある時、山崎さんが拙い英語をヘラヘラしながら読み上げた瞬間、ジミーさんは机を叩いて立ち上がり、鬼の形相でこう怒鳴り散らしました。

「山崎ぃ!!! お前、三人称単数現在がめちゃめちゃやんけ!!! ナタデココ!!!」

英語の基本ルールをドヤ顔で指摘するジミーさんですが、怒りが限界突破した結果、最後は意味不明なワード(ナタデココ)を叫んで威嚇。

この「言っていることは(珍しく)正しいのに、見た目と勢いが完全に野生動物」というジミーさんのブチギレ姿に、ダウンタウンをはじめとするスタジオのメンバーは呼吸困難になるほど爆笑しました。

楽屋や廊下での「リアル小競り合い」

彼らの喧嘩はテレビのカメラが回っていないところでも日常茶飯事でした。

山崎さんがすれ違いざまに「ジミーさん、今日もアホですね」などと囁こうものなら、ジミーさんは「おい山崎!表出ろ!」とガチギレ。

楽屋で小学生の取っ組み合いのような、お互いの顔をペチペチ叩き合う泥仕合の喧嘩を繰り広げ、同期や後輩芸人たちから「いい大人が何やってるんですか」と

呆れられながら止められるのが、吉本楽屋の「伝統芸能」となっていました。

4. なぜジミー大西の喧嘩は「世界一面白い」のか?

ジミー大西さんの喧嘩やキレるエピソードが、これほどまでに人々を惹きつけてやまない理由。

それは、彼が「100%大真面目(大マジ)」だからです。

普通、芸人のキレ芸にはどこかに「笑いにするための計算」や「プロレス的なお約束」が存在します。

しかし、ジミーさんの脳内にはそんな邪念はありません。 理不尽なことを言われればガチで傷つき、バカにされれば本気で怒る。

そんな彼の、獣のようなピュアな感情の爆発と、パニックを起こした脳から出力される「バグだらけのボキャブラリー」が奇跡の科学反応を起こすからこそ、

ジミー大西の喧嘩はいつも、誰も傷つかない究極の爆笑エンターテインメントへと昇華するのです。

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